これで安心!!フトアゴヒゲトカゲにオススメの餌【ベビーからアダルトまで】
皆様、本記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は、フトアゴヒゲトカゲを2頭飼育している「ほし」が自身の経験を踏まえて
「フトアゴヒゲトカゲの成長期ごとにオススメの餌」を紹介させていただきます。
はじめに
本記事では、以下のような皆さんの悩みを解決に役立つことができると思います。
- どのような餌をあげれば良いかわからない
- 虫が苦手だから飼えないかも・・・
- オススメの人工飼料について知りたい
- 食べなくなった時にどうしたら良いのか・・・
フトアゴヒゲトカゲにオススメの餌
オススメの餌に入る前に、ベビーからアダルトまで変わらない項目について紹介させていただきます。
ベービーからアダルトになるまで、変わらずに給餌(餌やり)の頻度は1日1回です。
給餌時間は、ライト点灯の1時間後ほどにあげています。 (大体朝の7時ごろ)
これは体温を温めてから食べてもらうことを目的にしているのと、消化不良を防ぐためです。
フトアゴヒゲトカゲ ベビーにオススメの餌
フトアゴベビーにオススメの餌を紹介していきます。
ベビーは「8〜13cm」程度の大きさを対象としています。
基本的に、昆虫をメインにあげてください!
ベビーは、消化器官も小さいため、餌のサイズも1口サイズにする必要があります。
また後々は人工飼料を使用して飼育したい方は慣れさせる必要も出てくると思います。
昆虫が苦手な方もいると思いますのでその点も踏まえてオススメ順に紹介していきます。
- コオロギ
- デュビア
- ミルワーム
- 乾燥・冷凍フード
- 人工飼料
フードごとに特徴がありますので、その点を踏まえて説明してきます!
コオロギ
コオロギは、爬虫類餌用に流通しているもので、大まかに2種類あります。
- ヨーロッパイエコオロギ (高カロリー・低脂質)
- フタホシコオロギ (高カロリー・高脂質)
これらの違いは、脂質の違いにあります。あと、個人的にはイエコオロギの方が流通している気がします。
これらの中でも、個人的にベビーのおすすめは「ヨーロッパイエコオロギのSサイズ」です。
メリット
- 虫が苦手な人でもあげやすい!
- 食いつきが良い
- どこでも手に入れやすい
- 少量で購入することができる
デメリット
- 匂い・音が気になる
- 飼育に手間がかかる(高温・多湿などに弱い)
- 逃げ出した際に、捕まえづらい
オススメの購入先は「月夜野ファーム」です。30年の事業としての実績と安心感があります。
成分表なども載っており、気になることがホームページ内で解決することができます!
デュビア
デュビアは簡単に言ってしまうと、「ゴキブリ」です…
しかし、日本で生息するものとは違い、「羽がなく・壁も登りません」慣れると愛着が湧く飼い主さんも多いみたいです。
こちらもベビーの体の大きさを考えると「SSサイズ」をオススメします。
これは、デュビアが成長していくこともあります。
爬虫類飼育者は、飼っている方多いので、苦手じゃなければ良いと思います。
メリット
- 音などが気にならない
- 飼育に手間がかからない(野菜の残りなどをあげれば良いので)
- 高い栄養価
- 愛着が湧くかも??
デメリット
- 見た目に苦手意識を覚える
- ネットで注文することがメイン
- 少量で購入することが難しい
他にも、レッドローチがいますのが、動きが機敏なので逃げた場合のリスクを考えると、デュビアをオススメします。
ミルワーム
ミルワームについて紹介していきます。
簡単に言ってしまうと、幼虫(芋虫)です。
今まで紹介してきた虫と異なり、高タンパク・高脂質なので、
おやつや、食欲が下がっている時にあげるのをオススメしています。
メリット
- 飼育に手間がかからない(野菜の残りなどをあげれば良いので)
- 高い栄養価(脂質に偏っているのが、元気が出やすい)
- ペットショップで、保存食として販売されている
デメリット
- 食べすぎると肥満になってしまう
- 羽化してしまうことがある
- 少量で購入することが難しい
ミルワームの種類で「ジャンボミルワーム」がいます。
ミルワームに比べて、大きく栄養満点ですが、消化不良などのリスクを踏まえて、
頭を外してからあげることを獣医さんがオススメしていました。(参考:マイナビおすすめナビ)
乾燥・冷凍フーズ
今までは、生き餌について紹介してきましたが、これから生きている虫が苦手な方向けて
乾燥コオロギ・冷凍コオロギ・真空コオロギを紹介させていただきます。
私の主観ですが、栄養価は以下のような感じになります。
乾燥コオロギ < 冷凍コオロギ < 真空コオロギ
乾燥コオロギは、野菜と混ぜて野菜を食べやすくするために使用したりしていました。
冷凍コオロギ・真空コオロギはメインとしてもおやつとしても使えます。
また、生き餌と違い「置き餌」として利用できるので非常に便利です。
メリット
- 日持ちする
- 人工飼料より食いつきが良い
- メイン・置き餌・おやつなど用途が多い
デメリット
- 保存方法について注意が必要
- 生き餌に比べると、栄養価が下がる
- サイズが大きいものが多く、ベビーにはあげづらい
冷凍コオロギと乾燥コオロギは、「月夜野ファーム」がオススメです。
真空コオロギは、PROBUGSのコオロギがオススメです。
開封後の消費期限は、冷蔵保存で7日と短めですが、常温保存で2年間日持ちます。
何よりフレッシュなので冷凍・乾燥コオロギより消化吸収・栄養豊富です。
人工飼料 フトアゴベビー向け
フトアゴベビーにオススメの人工飼料を紹介していきます。
私個人の実体験で、ベビーには3種類の人工飼料をオススメしています。
- Hikarai フトアゴゲル
- JOJOフード SCIROCO
- ビバリア レップカル (幼体用)
「フトアゴゲル」と「JOJOフード」に関しては、我が家のフトアゴを飼育する際に、メインで与えていました。
フトアゴゲルはベビー用に売られているだけあって、食い付きが良いです。
また匂いが強いため、置き餌にしても食べてもらえます。
JOJOフードは、果物の香りが強いため、ベビーのうちからよく食べていました。
ビバリア レップカルは、幼体向けは使用したことないのですが、成体用を使用して
色合いも良く、食い付きが良かったのでオススメさせていただきます。
フトアゴヒゲトカゲ ヤングにオススメの餌
ヤングにオススメのフードを紹介していきます。
ヤングは「13〜20cm」程度の大きさを対象としています。
このくらいになってくると、人や飼育環境に慣れてくる子もいるかと思います。
ヤング以降では、ベビーの時に与えていた昆虫メインから、野菜の分量を増やしていくことをオススメします。(グラフ参考)
というのも、サブアダルト・アダルトに向けて野菜を食べる習慣がないと肥満体質になってしまうからです。
人工飼料については、ベビー向けに紹介していた物をあげるのが良いと思います。
フトアゴヒゲトカゲ サブアダルトにオススメの餌
サブアダルトにオススメのフードを紹介していきます。
サブアダルトは「20〜40cm」程度の大きさを対象としています。
サブアダルト以降では、今後の飼育の手間や、栄養バランスの偏りを防ぐためにも、昆虫メインから、人工飼料に置き換えを始めていきましょう。
また、野菜の分量を増やしていくことをオススメします。
野菜を人工飼料の上に乗っけることで野菜を先に食べてもらえますw
サブアダルト・アダルト以降にオススメの人工飼料
- Hikarai フトアゴドライ
- JOJOフード SCIROCO
- REPASHY ベジバーガー
1. フトアゴドライは、ベビーの時にフトアゴゲルが食べていた場合は、食い付きが良いので与えてみてください。
2 . JOJOフードはベビーの頃から、食べ慣れているのでフトアゴドライに混ぜて給仕してみてください。
3 . ベジバーガーは、植物性タンパク質を豊富に含んでいるので、肥満防止につながります。
フトアゴヒゲトカゲ アダルトにオススメの餌
アダルトにオススメのフードを紹介していきます。
アダルトは「40cm 〜」程度の大きさを対象としています。
このくらいになってくると、給仕の頻度は2〜3日に1回で問題ありません。
サブアダルトより、野菜の分量を増やしていくことをオススメします。
肥満体質になってしまうと、アダルトの場合体調や寿命に直結してきます。
今まで以上に、野菜メインでも問題ありません。
フトアゴヒゲトカゲにオススメのサプリなど
カルシウムパウダー
カルシウムパウダーは、ベビーの頃から与えています。
ヤングアダルトやアダルトになっても定期的に脱皮はありますので、
「くる病」などのリスクや、栄養不足を考えると毎日与えた方が良いと思います。
オススメが月夜野ファームの「マルベリーカルシウム」です。
マルベリーとは「桑の葉」のことみたいです。
色が緑色なので通常のカルシウムパウダーと違い、かけた際に白くなって食い付きが悪くなることを防いでくれます。
また、我が家では粉だけでも食べたがるくらい「美味しい」みたいです。
整腸剤
整腸剤として「レプラーゼ」を飲ませるようにしています。
我が家では、便秘や下痢などが続いた際に飲ませています。
また、消化不良で「ゲップ」などの症状が出た際に、飲ませました。
水溶性と食事にふりかけるタイプの2種類あるので、使い分けています。
水溶性のレプラーぜをあげる方法として、フトアゴヒゲトカゲの給水方法について紹介しています。
ビタミンパウダー
私は、あまり使用しないのですが、オススメは「ポナゴクラブ」のBasic Vitaminです。
総合ビタミンというだけあり、豊富なビタミンが入っており
食事では補いきれない分を、餌にかけるだけで補うことができます。
総合栄養食
総合栄養食として、REPASHYのグラブパイをオススメしています。
これは、私の経験で季節の変わり目などで代謝と食欲が落ちた時期でも、定期的に食べていたことから
嗜好性が高いのでオススメさせていただきます。
またカリウム・リン酸などの割合も最適になるように調整されていますし、
自分で作成するので、水を飲んでくれない子には、水分多めに作成することができます。
サイズも成体に合わせてカットできるので、複数飼育している方にも便利かと思います。
最後に
本投稿では、フトアゴヒゲトカゲにオススメの餌を紹介させていただきました。
この記事の内容を簡単にまとめさせていただきます。
- コオロギ・デュビアは通常食、ミルワームはおやつ・補給食
- 人工飼料を使用すれば、虫を与えなくても飼育可能
- 成長に合わせて、野菜・人工飼料の割合を増やしていく
- 必要に応じて、サプリメントを使用していく
今後も、フトアゴヒゲトカゲの記事を定期的に更新していきますので、
参考にしていただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。