【自動化】PowerAutomateでTeamsのメッセージを取得して自動返信する方法
今回は、自分宛メンションメッセージが来た場合に自動返信する方法を紹介させていただきます。
「Teamsの操作を自動化したいな〜」
「Teamsの返信を自動化したいけどわからない」と考えている方は是非読んでみてください!
はじめに
本記事で解決できることは以下のような内容になっています。
本記事で解決できること
- チャネルに投稿されたメッセージ取得方法
- メッセージに対して返信する方法
- メッセージの投稿者に対してメンションして返信する
このフローを使用すれば、毎日勤怠連絡に対して返信することもできます。
またメッセージ内容で返信有無も判断できますので応用してみてください。
PowerAutomateの処理内容
今回、PowerAutomateのフローの処理内容は4つのみです。
フローの実行結果
フローを実施した結果が以下になります。(名前とアイコンは差し替えさせていただいてます。)
投稿者に対してメンションして返信されていますね!
フローの内容
先ほども説明しましたが、メンションされた投稿に対して返信する処理は4つになります。
今回の処理起動タイミングは、「チャネルのメッセージで自分がメンションされているとき」です。
チャネルのメッセージで自分がメンションされているとき
- 自動化したクラウドフローを構築する を選択
- 起動タイミングを 「チャネルのメッセージで自分がメンションされているとき」を選択
上記を設定することで、自分がメンションされて投稿された場合にPowerAutomateが実行されます。
設定できると、下記の処理が追加されます!
設定値
- チーム : 自身が所属しているチーム(ex : 勤怠連絡チーム)
- チャネル:チームに設定されているチャネル (ex:勤怠連絡チャネル)
これらの設定値によって、返信するチームとチャネルが変わってくるので注意してください!
ユーザーの@mention トークを取得する
次にメンションで投稿された内容から投稿者の情報を取得します。
まず、「ユーザーの@mention トークを取得する」を追加します。
設定値
- ユーザー : メッセージ from ユーザーID
動的なコンテンツの追加から「メッセージ from ユーザーID」を選択してください
これで、投稿者の情報を取得することができます。
これで、メンション情報を設定することができました。
投稿者以外にも必ず設定したい人や、CCに入れたい方などは別途「ユーザーの@mention トークを取得する」を追加してください。
チャネル内のメッセージで応答します
次に、投稿の情報を取得して返信していきます。
「チャネル内のメッセージで応答します」を追加します。
今回、投稿に対して返信するので、投稿者と投稿先は固定します。
設定値
- 投稿者:User (フロー作成者から投稿されます)
- 投稿先:Channel (投稿に対して返信するので、チャネルを選択)
- メッセージID :メッセージID (動的なコンテンツから取得)
- チーム:自身が所属しているチーム(ex : 勤怠連絡チーム)
- チャネル:チームに設定されているチャネル (ex:勤怠連絡チャネル)
- メッセージ:投稿したい内容を入力してください
「メッセージID 」は、動的なコンテンツの「チャネルのメッセージで自分がメンションされている時」から設定してください。
これでフローの設定は完了になります。
最後に作成が完了したら「テスト」で手動テストを実行してみてください。
メンション投稿されないと処理が動作しないので、同僚に頼んでメンション投稿してもらうか
フローボットからメンション投稿することで、自分宛にメンション投稿できるので実施してみてください。
わからないという方は以下の投稿を参考にしてみてください!
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございました。
PowerAutomateを勉強してみたい方は、以下の書籍を使用するが良いと思います。
本記事以外にもPowerAutomateとExcel・Teams自動操作する方法などを投稿しています!
これからもPowerAutomateで実装する自動化について投稿していきますので読んでいただければと思います。
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